Q1. 平成30年度予算案と今後の市政運営方針「まちづくり三つの視点」について
新発田市の借金は有史以来初の1000億円の大台を超え、少子高齢化が加速度的に進む中、縮小均衡による新たな市政運営の中長期的なモデルを示すのが優先課題である。
①以前提案した「給食費無償化」は待外れで、「同窓会開催補助」や「学童保育の充実」など費用対効果が大きい施策を推進すべきではないか。
②教育の充実と産業振興を一体で考えるべきで、「働く場所の創出」つまり殖産興業に成功して初めて、Uターンの実となって還ってくる。高度な教育を受けた人材の受け皿を強力に誘致または創出を考えるべきでないか。
A1.
①同窓会開催補助金は、要望が確認できていないことなどから、Uターン対策は、住宅支援策と「首都圏しばたサポーターズクラブ事業」を柱として進めたい。少子化対策推進の要な取組として待機児童対策を着実に推進したい。
②まずは、昨年完成した食品工業団地への企業誘致に全力で取り組みたい。既存企業が専門性を持つ有能な人材の受け皿となるべく、事業の効率化と生産性を高める企業の取組を支援したい。
Q2. 新発田市立博物館、美術館建設について
市は人口の社会減に一定の歯止めをかけることに成功したが、定住促進策は日進月歩で進化し、地域間競争が厳しくなっている。転入者へのサポート強化に加え、新施策の構築、高度な教育を受けた人材の受け皿が必要と考えるが市長の考えは。
A2.
①7月にオープンする歴史図書館の利用状況や意見をいただくことなどで、歴史文化施設整備のニーズを把握したい。総合的な判断のもと、歴史や芸術などに関する施設整備全体がいかにあるべきか検討したい。
②昨年、副市長を座長とする庁内検討会議を設置し、今後の整備に向けた課題の整理や手法、財源などの協議を進めている。活用整備計画においては、特別養護老人ホーム二の丸の移転が残されてり、これをクリアしなければ検討を進めることがでない。