Q1. ふるさと納税に関する今後の方針とガバメント・クラウド・ファンディングによる博物館・美術館の設置について
ふるさと納税は、実入りが良く貴重な財源である。今後は共感を得やすいガバメント・クラウド・ファンディングが主流になることから、長年の懸案である博物館・美術館の設置メニューを追加し、庁舎建設基金残を基礎に募集を開始してはどうか。
A1. 議員提案の手法を含め財源確保を検討していく
市民の皆さんが美術館等建設に寄せる期待が大きいことは充分に認識をしている。しかし、美術館等の整備には、建設費、維持管理を続けていく膨大なコストを覚悟する必要がある。ガバメント・クラウド・ファンディングの活用は財源確保のための有効な手法であるが寄附をいただくためには、市内外の皆様に共感していただくことが不可欠。庁舎建設基金残は、公共施設の補修等の一部に充てる目的で「公共施設等総合管理基金」に積み立てる。建設を求める市民の気運が大きく醸成された時点で、議員提案の手法を含め財源確保を検討していく。
Q2. 「生活の足」地域公共交通の今後の整備方針と早期実施について
公共交通整備は、「小学校統合と並行」を優先としているが、高齢化のスピードに対して遅れが目立つ。デマンドとコミバスを組み合わせた複合方式や、循環による利便性と低コスト運営を検討してはどうか。
A2. より細やかな配慮が求められる交通システム構築に向け、見直しのスピードを上げていきたい
学校統合と併せて行う考えに変わりはないが、高齢者の移動手段確保のため、見直しの速度を上げて取り組んでいかなければならない地区が存在していることも事実。デマンド交通の有効性等の検討をしっかり進め、より柔軟な発想で運行形態を組み立てていく必要があると考えている。高齢化社会に対応し、より細やかな配慮が求められる交通システム構築に向け、見直しのスピードを上げていきたい。